限定酒・酒造一覧
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8月お届けのお酒なので、夏らしさというところで少しバナナのようなトロピカルな風味に仕上げました。柔らかい穏やかな味ですので、料理もどちらかというと優しい淡泊なものと合わせて、お酒のミネラル感を感じながら食中酒として気軽に楽しんで頂ければと思います。
ラベルの由来
※生酒ですので到着後、必ず冷蔵保管でお願い致します。
※開栓後はなるべく早めにお召し上がりください。
- 特定名称
- 純米吟醸酒
- 精米歩合
- 真吟55%
- アルコール度数
- 15度
- 使用米
- 浪江町産コシヒカリ100%
- 酒度
- ±0
- 酸度
- 1.3ml
酒造の紹介
福島県浪江町鈴木酒造店
江戸時代末期の創業以来、福島県浪江町で 海に一番近い蔵として、代々酒造りを行ってきた鈴木酒造店。 2011年3月11日、津波によって蔵が全て流されたが、地元の人たちから酒造りの継続を切望され、唯一残っていた麹菌を元に、山形県長井市にて同年11月に酒造りを再開。 そして、来たる2021年3月、福島の地に10年ぶりに戻り、『道の駅なみえ』に酒蔵を構える。手作業に重きを置き、三季醸造を取り入れている酒蔵。 今回はこの新しくできた酒蔵から醸すお酒をお届け。
- 住所
〒979-1522
福島県双葉郡浪江町請戸東迎1 - URLhttp://www.iw-kotobuki.co.jp/
鈴木酒造店について
もっと知りたい
震災から10年、福島での新たな拠点となる「なみえの技・なりわい館」についてどのような施設か教えて頂けますか?
簡単に言うと、体験型商業施設です。 大堀相馬焼の作陶体験や鈴木酒造店の新醸造施設、カフェバー「ゆい」を併設しています。 道の駅としては珍しく酒が呑める施設で、発酵をテーマにメニューが随時更新されています。 日本酒、甘酒、酒粕や長井蔵のみりんを使ったメニューに、器は大堀相馬焼、浪江町を全身で味わえる施設となっています。 請戸川沿い、津波で流失した請戸の蔵より4㎞上流で、やっと福島に戻ってきたという感慨深い想いです。
オープンが遅れたりといったコロナ禍による影響もあったんですよね?
はい、そうです。 本来であれば、2020年8月にオープンの計画でしたが、コロナ禍で建築資材の大幅な見直しにて設計変更等があり、2021年3月のグランドオープンとなった次第です。グランドオープンの式典においては、緊急事態宣言発令下だったことを受け招待者は福島県内のみに留められ規模縮小し開催されました。本来であれば、たくさんの方々に感謝の気持ちを伝えながら、大々的に福島に戻ってきたことを祝いたかったので、少し残念でしたが、これから美味しいお酒をお届けすることで、「福島に戻ってきたぞ」というのをみなさんにお伝えしていきたいです。
震災後に新たな拠点としてお酒を造られてきた「長井蔵」の今後はどうなるのでしょうか?
長井の農家さんと原料米の再生産化と信頼関係が築けたことで、「磐城壽・一生幸福」というブランドが維持でき、福島に戻ってこれたという感謝がありますので、今までと変わらずに「長井蔵」での酒造りも続けます。 浪江と長井で環境が異なるからこその、違う味わいの追求と言いますか…お互い補完し向上していける関係でいたいです。
Archive
過去にお届けしたお酒
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しぼりたて日本酒を毎月お届け 1本コース
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しぼりたて日本酒を毎月2本お届け 2本コース
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火入れ・なましぼりの2種類 飲み比べコース*