人×お酒の物語
Story
秋田・鹿角の地で生まれる「千歳盛」の酒造りの魅力と『はなあかり』の楽しみ方
秋田県・鹿角の風土が育む「千歳盛」の酒造り
鹿角市は、湧水に恵まれた地域。冬に降り積もる雪が春に雪解け水となり、十和田火山の噴火でできたシラス台地を通ることで磨かれ、麹菌と酵母を助けるミネラルを豊富に含む天然伏流水が生まれます。さらに、この地域特有の厳寒な気候は、醪(もろみ)の発酵温度を低く保ち、じっくりと米の旨味を引き出すことができます。この環境を最大限に活かし、「小さく大事に醸す」という丁寧な酒造りが、鹿角唯一の酒蔵「千歳盛」の特徴です。
丁寧な酒造り「小さく大事に醸す」
「小さく大事に醸す」とは、大量生産ではなく少量の仕込みを行い、一つひとつ丁寧に温度管理を行うこと。そのためには、小型のタンクを使い、仕込み本数を絞る必要があります。
適切な温度でゆっくりと醗酵させることで、雑味のない、きめ細やかな味わいの日本酒が完成します。この丁寧さこそが、「千歳盛」の酒造りの真髄なのです。
日本酒の楽しみ方を広げる取り組み
千歳盛酒造では、以下のような新たな挑戦を続けています!
• 食材とのペアリングを明示した酒:肉料理や乳製品に合う酒を開発。
• フードロスに配慮した低精白米使用の酒:環境に優しい酒造り。
これにより、普段日本酒を飲まない方にも、ペアリングの妙味を楽しんでいただきたいと考えています。
『はなあかり』の特徴
『はなあかり』の特徴
『はなあかり』は、秋田県独自開発の酒造好適米「美郷錦」を使用し、「秋田美桜酵母」で醸した純米吟醸酒です。この酵母は能代市の桜の名所「きみまち阪」の桜から培養されたもので、名前には「咲き誇る桜が人生をほのかに照らす」願いが込められています。
•特定名称:純米吟醸酒
•精米歩合:55%
•アルコール度数:15度
•酒度:+3.5
•酸度:1.7
『はなあかり』は、鹿角の郷土料理「きりたんぽ鍋」や赤身の旨味が濃い「かづの短角牛」と相性抜群。また、乳製品とも好相性で、クリームチーズを使ったカナッペが特におすすめです。
『はなあかり』にぴったりのおつまみレシピ|日本酒のおつまみ
『はなあかり』にぴったりのおつまみレシピ
イチゴとクリームチーズのカナッペ
材料:
•イチゴ
•生ハム
•クリームチーズ
•空豆
•クラッカー
•お酢
1. イチゴのドレッシングを準備
イチゴをフォークで潰し、お酢を加えて混ぜます。
2. 空豆を準備
3. 生ハムを巻く:生ハムの上にクリームチーズと空豆を置き、包みます。
茹でた空豆を氷水で冷まし、薄皮を剥きます。
生ハムの上にクリームチーズと空豆を置き、包みます。
4. 盛り付け
クラッカーの上に生ハムをのせ、イチゴの果肉をトッピングして完成。
ポイント
少し酸味のあるイチゴを選ぶことで、クリームチーズのコクや生ハムの塩味と絶妙にマッチします。
「千歳盛」の挑戦
1872年創業の千歳盛酒造は、秋田流寒造りの伝統を守りながらも、新たな酵母や米の組み合わせを追求。オリジナリティあふれるシリーズ「チトセザカリ」や、他の酒蔵とのコラボ「KKB(工酸功ーブレンド)」など、挑戦を続けています。
『はなあかり』で、秋田・鹿角の風土を感じながら、日本酒の新しい楽しみ方を発見してみませんか?
1872年創業の千歳盛酒造は、秋田流寒造りの伝統を守りながらも、新たな酵母や米の組み合わせを追求。オリジナリティあふれるシリーズ「チトセザカリ」や、他の酒蔵とのコラボ「KKB(工酸功ーブレンド)」など、挑戦を続けています。
<strong>高岡 麻彩(Maaya Takaoka )</strong>
京都府出身。関西学院大学卒業。
日本酒サブスクリプションサービス「日本酒にしよう」CEO。年間50以上の酒蔵を訪問し、1,000以上の日本酒をテイスティング。燗酒コンテスト2021・ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022審査員。きき酒師資格取得。
インドで「Sake box」をプロデュースし、海外の新規市場開拓にも貢献。「日本酒を知ることは、日本を知ること」をモットーに、日本酒は大切な文化であり、守り伝えていくべく国内外に活動を広げている。
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