5月のお酒「うみ越中」を味わう

5/20に発送された今月のお酒「うみ越中 純米吟醸」。

白魚、ほたるいか、牡蠣など、良質な海の幸が豊富な富山湾にほど近い富山市婦中町に蔵を構える「吉乃友酒造」さん。
年間生産高350石という決して大きくない規模のため、地元の方々を中心に愛されている、他の地域ではなかなか出会うことのできない酒蔵さんです。

そんな吉乃友酒造さんの今期の造り最後のお酒を、日本酒にしようプロジェクト会員様のためだけに!!と頼みこんで搾っていただいたオリジナル日本酒が「うみ越中 純米吟醸」。

皆様もうお試しいただけましたでしょうか。

いまでこそ日本酒は「純米酒」を楽しむ愛好家が多いですが、ひと昔前、昭和40年代頃は普通酒が全盛の時代でした。
吉乃友酒造は、この昭和40年代に「純米酒のみを製造・販売する酒蔵」として富山県初の全量純米蔵となった、日本酒本来の姿に力を注ぐ酒蔵さんです。

「うみ越中」は、お米は富山県産の「富の香(とみのかおり)」、酵母は県で抽出された「りんごの花酵母」を使用。
県外ではなかなか出会う機会の少ない、オール富山の純米吟醸です。

もちろん、製造年月は今月の日付。火入れもせず、搾った状態のままで皆様のご自宅にお届けしております。

さてお味はどうでしょう。

香りは、白いお花の蜜を連想するような柔らかな甘やかさ。りんごの花酵母由来でしょうか。
一方で味わいはキュキュッと酸味が効いた引き締まった味わいです。
全体的に爽やかな印象。
この少し気温があがってきた季節に、キンと冷やしてワイングラスに注ぎ単体でも楽しめそうです。

合わせるお料理は、この季節が旬の、独特の苦みが美味しいアスパラガスやそら豆を焼いて野菜の素材とそのまま合わせても楽しそうです。

でもなんといってもイチオシは「ほたるいか」!!
ほたるいかは富山湾の名産でもあり、まさに4〜5月頃にかけてが漁の最盛期でもあります。
茹でたほたるいかにシンプルに酢味噌を乗せるだけで、「うみ越中」の爽やかな酸味とのマリアージュが楽しめます。
ご自宅にいながら5月の富山湾を満喫した気分になれそうですね!

日本酒とお料理の合わせ方、感じ方に不正解はありません。
自分が「美味しいな」と感じたらそれが正解ですので、可能性は無限大です。
ぜひ、貴方だけの美味しい肴をぜひ見つけてください。

以上、お酒選定を担当しているきき酒師、豊田の独り言でした!